ポーカーの基礎
テキサスホールデム とは
昨今のポーカーゲームで一番の人気を誇るゲームが、テキサスホールデムポーカーです。トーナメント大会のテレビ放送の成功もあり、ノーリミット・テキサスホールデムはポーカーを知っている人も知らない人にとっても注目のゲームとなりました。
テキサスホールデムは、単にホールデムとも呼ばれます。プレイヤーには2枚のカード(ホールカード)が伏せて配られます。そして、5枚の共通カードがテーブルにそれぞれのベットラウンドを経て公開されます。手持ちの2枚とプレイヤー全員が使用できる共通カード5枚との組み合わせで、一番強い役の5枚を作ったプレイヤーが勝利となりポットを獲得します。
テキサスホールデムには、3つのゲームタイプがあります。
ノーリミット テキサスホールデム
ノーリミットテキサスホールデムでは、プレイヤーがベットできる最低額がビッグブラインド額と同等かそれ以上でなくてはなりません。また、レイズは同ハンドの直前ベット額やレイズ額と同等かそれ以上でなくてはなりません。ベットの上限はありません。持っているチップ全部を賭けることも可能です。つまり、上限はプレイヤーが保有するチップ量となります。
ポットリミット テキサスホールデム
ポットリミットテキサスホールデムでは、プレイヤーがレイズできる最低額は同ハンドの直前ベット額やレイズ額と同等かそれ以上でなくてはなりません。ベットの最高額は、プレイヤーのコール額を含めてのポット総額となります。 (例:コール$5 、ポット額$20の場合、レイズ可能な最高額は$50となります。コールで$5がポットに追加されポットは$25、レイズはこのポット額までとなるため、最大で$25、したがってレイズは上限額は$25という計算になります。)
リミットテキサスホールデム
リミットテキサスホールデムでは、各ベットラウンドでプレイヤーがベットできる金額が決まっています。最初の2回のベットラウンドではベット額はビッグブランインドの額と同等です。そして後ろ2回のベットラウンドでは、ビッグブラインドの2倍の額となります。それぞれのベットラウンドで許されているベット回数は4回までです。これには一回のベット後、3回のレイズを含みます。(例:ゲームは$5/$10のリミットテキサスホールデム。プリフロップで、$5のベットがまず入り、最大$20までのレイズ$5が入りました。この場合、ターン以降は、ベットには$10が必要で最大$40まで賭けが行われます。)